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歯科医療におけるHAP

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■歯と骨の主成分ハイドロキシアパタイト(HAP)

その生体に対する高い親和性のため、古くから化粧品、健康食品、そして医科歯科の分野において広く応用されています。

歯科医療では、骨補填材やセメントの素材、インプラントのコーティング材などに使われ、歯磨剤においては、基剤や研磨剤として、HAPが配合されてきました。

■薬用ハイドロキシアパタイト(<mHAP>):超微粒子化に成功

サンギは1970年代米国航空宇宙局(NASA)の歯科材の特許をヒントに、HAPのエナメル質修復効果について研究し、HAPの合成と超微粒子化(当時は3桁ナノ程度)に成功。

最初のナノHAP配合歯みがき剤は1980年代に登場し、1993年、10年に渡る基礎実験と臨地試験のデータをもとに、新薬効成分「薬用ハイドロキシアパタイト(<mHAP>)が認可されました。また2003年にその成分を更に超微粒子化し、2桁ナノのレベルに改善しました。

(1ナノメーター=百万分の1ミリメーター)

ハイドロキシアパタイト結晶構造
薬用ハイドロキシアパタイト<mHAP>のナノ粒子の分布