歯に良い環境をつくる 唾液の働き | APAGARD

歯に良い環境をつくる 唾液の働き

おいしそうなものを見て、思わずゴクっとよだれを飲み込んだ経験はありませんか?食べ物の消化を助けるだけではない、「唾液」の働きをご紹介します。

意外と知らない唾液の働き

●歯についた食べかすを洗い流す
●口臭を防ぐ
●しゃべるときの発音をなめらかにする

これらはすべて、唾液の役割です。他にも、口から侵入してくる細菌を除菌・殺菌するすぐれた成分を多く含むこともわかっており、その働きは多岐にわたっています。

唾液が歯にミネラル分を与える

幼児によだれが多いのは、生えたばかりのまだ未成熟な歯にミネラル分を与えるという大切な役割があります。

食事をすると口の中は酸性に傾き、歯のミネラル分が溶け出す脱灰(だっかい)という現象が起こります。
唾液はそんなお口の状態を中和し、唾液に含まれるカルシウムなどのミネラル分を補給する再石灰化(さいせっかいか)という現象で、元に戻そうとします。唾液の分泌量が少ないと脱灰の状態が長く続き、最終的にはむし歯になってしまうことも。

「歯に良い環境をつくる」という唾液の働きは、一番大切といえるかもしれません。

私たちの体や歯の健康を守る唾液。唾液は健康のかなめです!
最近はストレスから唾液の分泌が少なくなる人も多いようです。日ごろ噛むことで唾液の分泌が刺激されると言われますから、よく噛み、唾液をたくさん出せるように心がけましょう。

ダラダラ食べNG!むし歯と再石灰化の仕組み

食後の口の中で、いったい何が起こっているのか皆さん知っていますか?
意外と知らないむし歯ができる仕組みと、むし歯を防ぐ方法について、ご紹介します。

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