むし歯がない人の多くは定期的に歯科に通っている
「あなたは今、むし歯がありますか?」という質問に対して、最も多かったのは「ない【治療済み】」と回答した方で全体の49%を占めました。
「ない」と回答した15%の方と合わせると、64%の方が現在、むし歯のない状態を保っているということに。
むし歯がないと答えた方の意見として、「むし歯でなくても、半年に一回は歯医者に行き歯石をとってもらいにいっているので、むし歯があっても初期で治療してもらえるため。」(京都府 30代 アルバイト)、「定期的に歯医者に行き、歯垢をとり、定期健診、フッ素塗布をうけているから。」(山形県 40代 専業主婦)など、“定期的に歯科に通っている”という声が目立ちました。
むし歯がある人の多くは「未治療」
一方で、「ある」と答えた方は全体の24%。
こちらの内訳は、「ある【未治療】」と答えた方が20%で、「ある【治療中】」と答えた方の4%を大きく上回る結果に。あると自覚してはいても、未治療のまま放っておく方が多いことに驚きます。
「痛みは感じているが、時間が取れず治療に行けていないから。」(福岡県 30代 アルバイト)など、忙しさを理由に治療できていないという方も少なくないようです。
また、「あるのですが、特に気にすることはないと言われています。」(大阪府 30代 専業主婦)など、歯科医の判断で経過観察となっているむし歯の存在を認識しているという声もありました。
正しいケアをすれば、むし歯の進行を防ぐこともできます。むし歯になってしまったら、一日も早く歯科医院での治療を受けましょう。
自分のお口の状態に関心を
一番問題なのが、「あるかないかわからない」と回答した方12%。もっと自分のお口の状態に関心を持ちましょう。毎日のケアはもちろん、定期的に歯科医院での健診を受けることをおすすめします。
「定期的に診てもらってはいますが、1年に1度なので、その間にむし歯になっていることが多いです。」(神奈川県 40代 専業主婦)など、定期健診を受けていても油断はできないこともあるようです。この場合、定期健診の頻度を増やすべきかもしれませんね。
11月8日「いい歯の日」をきっかけに、自分のお口の中とケアの方法を総点検してみてはいかがでしょうか。